日本の穀物自給率はどれくらい?

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日本は、穀物自給率がとても低いということをよく耳にします。しかし、実際にどの程度の自給率があって、それは何を意味しているのかを知っている人は少ないように思います。

穀物というのは、稲や麦、あわや豆など、私たちが主食にしている作物のことです。その栽培の容易さや、保存性の高さから、エネルギーを得るための貴重な食料源となっています。

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日本の農家

現在、日本の農家はどれくらいあるのでしょうか?2017年の労働力調査によると、労働者の3%で約200万人強が、農業従事者だそうです。

60年前は1,000万人が農家だったので、農家の数は1/5に減少しています。さらに、農業従事者の平均年齢は、一般的に高齢者とされる65歳に近いとされています。

ちなみに、日本は総人口の1/4が65歳以上でさらに、その半分が75歳以上だそうです。医療費や年金の支出は、国の予算の1/3を占めています。少子高齢化の傾向はとまりません。

しかし、日本は、1億2700万人の食料を200万人の高齢者が支えている状況なのです。さらに、原発問題やTPPなどもあり、穀物自給率は28%です。FAO(国連食糧農業機関)は、穀物自給率30%以下の国を危険水準としています。

国民支出ペースでは、お米がパン代金に抜かれています。そして、日本では年間7兆円ほどの農産物を輸入しています。これは、日本の輸入額の10%にあたります。

食糧のほとんどを海外に依存している状態なので、何かの理由で輸入を止められた場合‥考えると恐ろしいです。

世界の穀物自給率

イギリスでは、かつて、食料は大陸から輸入すればいいという考えでしたが、最近では穀物自給に力を入れ、2011年には統計上の自給率は100%となりました。

家庭菜園も盛んにおこなわれ、仲間と別々の作物を交換したり、家庭ペースで自給自足を楽しんでいる人も多いようです。

また、中国、インド、ドイツ、ブラジル、スウェーデン、アメリカ、ロシア、タイも穀物自給率は100%以上です。オランダは、穀類自給率は14%ですが、野菜や肉類、卵、乳製品などは200%を超えています。

日本もせめて50%は自給したいものですね。

穀類 野菜類 果実類 肉類 卵類 乳製品 魚介類 砂糖類
アメリカ 118 91 77 114 103 104 69 79
カナダ 202 55 16 131 95 92 98 11
ドイツ 103 41 28 113 70 119 21 141
スペイン 73 175 135 128 115 75 56 55
フランス 176 78 62 102 98 128 29 212
オランダ 14 290 28 207 222 200 66 110
イギリス 101 40 5 69 91 81 50 59
スイス 45 48 45 81 53 113 2 72
日本 28 80 40 54 96 62 54 33


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