国債とは?10年国債の金利に注目

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あなたは国債を持っていますか?聞いたことがあるようなないような‥という方も、国債を持つ必要はありませんが、国債の意味と数字は覚えておきましょう。

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国債とは?

国債とは、国庫債券の略で、国(日本国)が発行する債券のことです。

債券というのは、借金のことで、国債を発行することで、国債の買い手からお金を借ります。それに投資をする(国債を買う)のが、国債投資となります。

なぜ国債を発行するのかというと、国家予算のうち、国税でまかなえない不足分を補うためです。

国債はあらかじめ利子の支払いや満期日が決められています。国債を購入すると、定期的に利子を受け取ることができ、償還時には、国債に記載された金額を受け取ることができます。

この債券にはいくつかの種類がありますが、チェックして頂きたいのは10年国債です。世界の金融市場では、10年国債の金利水準が、その国の金融を表すとされています。これで、おおよそのインフレ成長率が想像できるのです。

ちなみに、10年国債の額面は一口5万円からです。

国債は株のように、いつでも売却できますが、売値は時価になります。国債が発行された頃より市場の金利が高くなっていれば、売却は難しくなりますし、市場の金利が低下していれば、高く売却できます。

日本の国債残高

日本政府は、明治以降、国債を発行し続けてきましたが、1945年の敗戦から東京オリンピックまで、国債の発行を停止していました。そして、オリンピック後の不景気から立ち直るために、国債の発行が再開されましたが、わずかな額でした。

しかしその後、国債の発行は増加の一途をたどり、残高はGDPの約2倍の1,000兆円にもなっています。この状況から脱出できるのかできないのか‥不安になりますよね。

このような状況が20年近くも続いているのですが、この間、日本国債の暴落は起きてはいません。

安全な国債は?

国債は、自国の通貨ではなく、他国の通貨で発行することもできます。
明治時代には、日本も英国のポンド建てで国債を発行して、戦費にしたことがありますが、現在は円建ての国債のみを発行しています。

しかし、新興国の場合、自国内での富の蓄積が不十分なために、先進国の通貨建てで国債を発行することがあります。メキシコの円建て国債やトルコのドル建て国債など、原理はすべて同じです。

ただし、国債だからといって100%安心はできません。2001年、円建てで発行されていたアルゼンチン国債はデフォルト(債務不履行)を宣言しました。国家としては今も存続していますが、残念ながら、お金は一部しか戻ってきません。

金利が低い国債は、投資対象としてはあまり魅力がありませんが、金利が高い国債は無事に償還されるか不安になります。その見極めが難しいですよね。国債も含め、気になる数字は毎日チェックしてメモを取るようにしましょう。


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